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J-GLOBAL ID：201602215963829985   整理番号：16A0366010

農地等の放射性物質の除去・低減技術の開発-大豆,そば等における放射性物質移行低減対策技術の開発及び植物における放射性セシウム吸収メカニズムの解明-第1編 大豆における放射性セシウム移行要因の解明および移行低減対策技術の開発 4 福島県北部における大豆の放射性セシウムの吸収抑制メカニズムの解明

著者 (3件)： 内田智子 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  松波寿弥 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  小林浩幸 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 552  ページ： 22-25  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)収穫期に土壌の交換性カリ含量が30mg/100g程度になるように施肥をすることで大豆の放射性セシウムを低減させることが示された。また,硫酸カリ多施用により大豆の生育への支障はみられなかった。(イ)本研究の塩化カリ多施用(K70mg(塩加))による大豆の生育及び収量は他の処理区と,根粒着生への影響は収穫期に土壌の交換性カリ含量が30mg/100g程度になるような体系のもとでは影響がみられなかった。(ウ)窒素追肥が子実の放射性セシウムの濃度に与える影響は収穫期に土壌の交換性カリ含量が30mg/100g程度になるような体系のもとでは影響がみられなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ダイズ ,  *セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  係数 ,  生体吸収 ,  カリウム ,  硫酸カリウム ,  圃場試験 ,  種子 ,  組織中濃度 ,  置換性塩基 ,  放射能汚染 ,  土壌汚染 ,  食品汚染 ,  植物成長 ,  作物収量 ,  窒素肥料 ,  生体内蓄積 ,  福島県 ,  塩化カリウム ,  根粒 ,  追肥 ,  *カリ肥料
準シソーラス用語： 移行係数 ,  交換性カリウム ,  子実 ,  *放射性セシウム

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  豆類  (FC03035U)

引用文献 (1件)：

• 田村有希博(1992)塩化ナトリウム由来塩素がダイズの初期生育と根粒着生に及ぼす影響.日本土壌肥料學雑誌.63(4):411-414.

タイトルに関連する用語 (11件)： 農地 ,  放射性物質 ,  開発 ,  大豆 ,  移行 ,  対策 ,  植物 ,  放射性セシウム ,  メカニズム ,  要因 ,  福島