抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ネットワーク運用において,ユーザからの障害報告として「つながらない」というものがある。「つながらない」状況の問題点を突き止める場合には,ユーザ側からのネットワーク観測が有効であるが,ユーザからは得てして「つながらない」という漠然とした状況しか得られないものである。そこで,ネットワーク障害点を的確に検出するために,ユーザ側からの観測を元に状態を評価し,ネットワーク運用者が迅速に問題点を把握できる手法を提案する。本手法では,ネットワーク障害を複数のレイヤに整理し,「ネットワーク接続性記述の定義」を明確にすることで,的確にユーザ環境の情報伝達を可能する。本稿では,「ネットワーク接続性記述の定義」に向けた計測レイヤ定義を示し,プロトタイプによる実装と評価について報告する。(著者抄録)