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J-GLOBAL ID：201602215996772350   整理番号：16A0102771

バルクAg₂Sに関する大環状支援ナノ粒子化プロセス

A macrocycle-assisted nanoparticlization process for bulk Ag₂S

著者 (5件)： HE Xin (The Key Lab. of Bioorganic Phosphorus Chemistry & Chemical Biology (Ministry of Education), Dep. of Chemistry ...) ,  WANG Yuechao ,  GAO Cai-Yan ,  JIANG Hong ,  ZHAO Liang
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 6  号： 1  ページ： 654-658  発行年： 2015年01月01日 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報ではトップダウンとボトムアップ手法の両者を利用したAg₂Sのバルクからナノへの変換のための新しいナノ粒子化プロセスについて報告する。バルクAg₂Sを大環状配位子,ヘキサメチルアザカリックス[6]ピリジン(Py[6])の支援を受けた溶液中に溶解し,多核硫化銀クラスタ凝集体を生成した。3種の結晶錯体中に得られたすべてのAg-Sクラスタ凝集体はPy[6]大環状によって保護されていた。プロトン化により保護Py[6]を除去すると,エネルギーギャップが大きな新しいAg-Sナノ粒子が生成した。ハイブリッドDFTによる理論計算から,Ag/S比が高い硫化銀クラスタはHOMO-LUMO軌道により多く局在しているため,バンドギャップエネルギーが大きいことが分かった。これらの実験および理論研究は,ボトムアップとトップダウンの両者の利点のおかげでナノ材料作製への我々の知見を広げることができ,同時に粒径に関係なく2成分ナノ材料のバンドギャップの実行可能な調整法を提示する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *硫化銀 ,  *配位子 ,  アロステリック効果 ,  *ナノ粒子 ,  *分子集合体 ,  HOMO ,  LUMO ,  エネルギー ,  密度汎関数法
準シソーラス用語： バンドギャップエネルギー ,  *大環状配位子

分類 (3件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  分子化合物の結晶構造  (BK09050T) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (1件)： 2,8,14,20,26,32-ヘキサメチル-2,8,14,20,26,32,37,38,39,40,41,42-ドデカアザヘプタシクロ[31.3.1.1^3,7.1^9,13.1^15,19.1^21,25.1^27,31]ドテトラコンタ-1(37),3,5,7(42),9,11,13(41),15,17,19(40),21,23,25(39),27,29,31(38),33,35-オクタデカエン

タイトルに関連する用語 (6件)： バルク ,  Ag2S ,  環状 ,  支援 ,  ナノ粒子 ,  プロセス