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J-GLOBAL ID:201602216162667009   整理番号:16A0017024

下水処理場におけるリン回収の地域的国家的影響の評価:英国から学ぶ教訓

Evaluation of local and national effects of recovering phosphorus at wastewater treatment plants: Lessons learned from the UK
著者 (7件):
資料名:
巻: 105  号: PB  ページ: 347-359  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: C0817C  ISSN: 0921-3449  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ストルバイト肥料としての下水処理場(WWTP)からのP回収は,P利用効率を改善し,環境へのP流出を低減する公認された方法である。下水産業の観点からのP回収の主要因子はポンプや配管内部を詰まらせるストルバイトによる干渉の減少である。ストルバイト回収は遠心濃縮物からの平均P回収率を72±7%とし,WWTPからストルバイトとして8.8±0.7%の総P及び20.5±3.2%のPO4-Pを除去する。これは,ストルバイト沈着の可能性を低減し,生物学的栄養塩除去プロセスにおけるP負荷を緩和し,最終的流出液のP濃度を低減する。ストルバイトの販売と処理場作業現場の保全からの観点からの収益を合計すると,P回収は下水会社にとって魅力的な選択肢となる。英国の全WWTPでストルバイト肥料を生産するためのP回収技術は,7.05±2.01kt/年の全国のP肥料源を作り出できる。また,WWTPで発生するスラッジは,高度なエネルギー回収(AER)プロセスとAER回収P源に転用できる。英国では,このような方法で年間21.71±0.95ktのPの回収が可能である。2つのP回収法を併用することで,英国のP肥料の輸入は36.2±1.1%減少できる。大規模P回収は水域へのP排出量を21.7±1.9%削減して富栄養化に対する保護という更なる利点を発揮する。環境保護と輸入されたPへの依存の減少は,廃棄物からのP回収を法制化するための大きな国家的動機である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の廃水処理・処分  ,  鉱山,鉱物資源及びエネルギー資源一般  ,  水圏・生物圏の地球化学 

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