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J-GLOBAL ID：201602216169112851   整理番号：16A0229115

リブ回し溶接部の曲げ疲労寿命に及ぼすベースプレートサイズの影響

Effect of Base-Plate Size on the Bending Fatigue Life in Box-Welded Joints

著者 (4件)： 崎野良比呂 (近畿大 工) ,  中前公宏 (近畿大 工) ,  中前公宏 (戸田建設) ,  松田知貴 (近畿大 工)
資料名： 近畿大学工学部研究報告  (Research Reports of the Faculty of Engineering, Kindai University)
号： 49  ページ： 25-30  発行年： 2015年12月21日 
JST資料番号： G0851A  ISSN： 0386-491X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 建築物,橋梁,発電所,プラント等社会基盤を支えている鋼構造物は重要な社会ストックであるが,疲労による事故が大きな社会問題となっている。疲労の原因は応力振幅,切り欠きなどの応力集中,残留応力等多岐にわたっており,複雑である。溶接継ぎ手の疲労寿命の予測の実験的研究が広範に行われている。しかし,その大半は小型の試験体によるものが多く,大型試験体は少ない。大型試験体に対しては大きな荷重が必要となる事がその阻害要因となっている,本研究では,曲げジグを用い,リブ回し溶接部を対象に,ベースプレートサイズ(板厚と板幅)が曲げ疲労試験における疲労亀裂発生寿命と疲労亀裂進展寿命に及ぼす影響を検討した。破断寿命はベースプレート寸法を大きくすると短くなった。すなわち,本試験のようにベースプレートを小さくした試験体では実大構造物の疲労寿命を過大評価する可能性がある。この原因はベースプレートサイズが小さくなった事により,疲労亀裂発生寿命が短くなる事が主因である。しかし,亀裂進展寿命に及ぼすベースプレートサイズの影響は非常に小さい。

シソーラス用語： *溶接継手 ,  疲れ ,  *疲れ寿命 ,  サイズ効果 ,  用途別板 ,  *溶接部 ,  機械要素 ,  補強部材 ,  疲れ試験 ,  板厚 ,  疲れ亀裂成長 ,  試験片 ,  残留応力 ,  応力集中 ,  疲れ強さ ,  構造物 ,  振幅 ,  切欠き
準シソーラス用語： 曲げ疲れ ,  ベースプレート ,  リブ【補強部材】 ,  板幅 ,  鋼構造物 ,  応力振幅

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： リブ ,  曲げ ,  疲労寿命 ,  サイズ