文献
J-GLOBAL ID:201602216346802618   整理番号:16A0095800

あご形に配位する亜ホスフィン酸エステルおよびイミダゾロ(イミダゾリオ)ホスフィンを有するNiIIのPCPピンセット形錯体における電荷効果:結合解析による合成から触媒反応まで

Charge Effects in PCP Pincer Complexes of NiII bearing Phosphinite and Imidazol(i)ophosphine Coordinating Jaws: From Synthesis to Catalysis through Bonding Analysis
著者 (6件):
資料名:
巻: 21  号: 48  ページ: 17403-17414  発行年: 2015年11月23日 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
この投稿は,亜ホスフィン酸エステルおよび機能的なイミダゾリルの腕を特徴とするNiIIペンチ型錯体の新しい系統を報告した。プロ配位子RPIMCHOPR′は,NiII前駆体と室温で反応して,対応する錯体[(RPIMCOPR′)NiBr]を与えた(RPIMCOPRPCP-{2-(R′2PO),6-(R2PC3H2N2)C6H3},R=iPr,R′=iPr(3b,84%)またはPh(3c,45%))。MeOTf(OTf=OSO2CF3)による3bにおけるイミダゾールイミン部分の選択的N-メチル化は,収率89%で対応するイミダゾリオホスフィン[(iPrPIMIOCOPiPr)NiBr][OTf],4bを与えた(iPrPIMIOCOPiPrPCP-{2-(iPr2PO),6-(iPr2PC4H5N2)C6H3})。NaOEtで処理した4bは,収率47%でNHC誘導体[(NHCCOPiPr)NiBr],5bを与えた(NHCCOPiPrPCC-{2-(iPr2PO),6-(C4H5N2)C6H3)})。次に,ブロモ誘導体3~5を,アセトニトリルにおけるAgOTfで処理して,対応するカチオン性種[(RPIMCOPR)Ni(MeCN)][OTf][R=Ph,6a(89%)またはiPr,6b(90%)],[(RPIMIOCOPR)Ni(MeCN)][OTf]2[R=Ph,7a(79%)またはiPr,7b(88%)],および[(NHCCOPR)Ni(MeCN)][OTf][R=Ph,8a(85%)またはiPr,8b(84%)]を与えた。全ての新しい錯体を,NMRおよびIR分光法によってキャラクタリゼーションした。一方,3b,3c,5b,6b,および8aは,X線回折研究も受けた。アセトニトリル付加体6~8を,種々の理論解析ツールを用いることによって,さらに研究した。過剰なニトリルおよびアミンの存在下で,カチオン性アセトニトリル付加体6~8は,ニトリルのヒドロアミノ化を触媒して,95以下の触媒ターンオーバー数で非対称アミジン類を与えた。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子の電子構造  ,  コバルトとニッケルの錯体 
物質索引 (9件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る