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J-GLOBAL ID:201602216504861171   整理番号:16A0057071

倍数性レベル,成長段階と環境因子に影響されるdaylily(Hemerocallis,ユリ科)におけるオキシピンナタニン(OPT)濃度の変異

Variation of Oxypinnatanine Concentration in Daylily (Hemerocallis spp.) Influenced by Ploidy Levels, Growth Stages, and Environmental Factors
著者 (6件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 179-189  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: F0874B  ISSN: 1882-8450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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倍数性レベル,成長段階,湛水,相対照度と温度に影響されるdaylily(Hemerocallis,ユリ科)におけるオキシピンナタニン濃度の変異を調べた。試験は完全ランダム化法により,網室内でポットを用いて行った。高速液体クロマトグラフィーによるOPTの定量的評価から,倍数性レベルはOPT蓄積に影響がなかった。OPT生産量は成長段階で有意に異なった。栄養成長期と開花期のOPT蓄積は開花後よりも高かった。土壌の湛水はOPT生産量に影響しなかった。光強度と温度はH.fulva var.sempervirensのOPT濃度に顕著に影響した。100%と40%の光強度(RLI)で生育した植物は75%と60%のRLIに比べてより多くのOPTを生産した。40°Cに曝露した植物でのOPT濃度が最も高く,次いで15°Cであった。10°Cに曝露した植物で最低のOPT濃度であった。20°C~35°Cに曝露した植物は1.72~1.89mg/gのOPTを合成し,15°Cと40°Cに曝露した植物に比べて低かった。これらの結果から,高濃度のOPTを蓄積するためには,無遮光または厳しい遮光下で,湛水または十分に水分を与えた土壌で本植物を栽培し,栄養成長期と開花期に収穫すべきと示唆された。収穫の10日前に,本植物を15°Cまたは40°Cに曝露するのがよい。
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分類 (2件):
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薬用植物  ,  植物の生化学 
物質索引 (1件):
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引用文献 (49件):
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