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J-GLOBAL ID：201602216663969329   整理番号：16A1182199

レンゲ害虫アルファルファタコゾウムシの生態と防除

著者 (3件)： 高木正見 (九大 農学研究院 生物的防除研究施設) ,  中平賢吾 (九大 農学研究院 生物的防除研究施設) ,  岩瀬俊一郎 (九大 農学研究院 生物的防除研究施設)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 91  号： 11  ページ： 1071-1079  発行年： 2016年11月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レンゲの害虫であるアルファルファタコゾウムシの日本への侵入や生息分布などの生態について説明し,アメリカ合衆国で実施されているこの害虫の生物的防除の状況,また寄生蜂を用いた生物的防除を核にした総合的害虫管理について解説した。2014年にヨーロッパトビチビアメバチを「ヨーロッパトビチビアメバチ剤」として農薬登録し,日本養蜂協会が養蜂家に配布する方法がとられるようになった。現在,福岡県北九州市などでこの生物農薬を用いた試験が行われ,その後福岡県以外の九州各県でこのハチの定着が確認されるようになってきている。

シソーラス用語： *ゾウムシ科 ,  ゲンゲ ,  害虫防除 ,  日本 ,  生息分布 ,  *生物的防除 ,  天敵 ,  ハチ ,  *生物農薬 ,  総合防除 ,  *アルファルファタコゾウムシ ,  農薬登録 ,  *無脊椎動物
準シソーラス用語： Bathyplectes curculionidae ,  Microctonus aethiopoides ,  Microctonus colesi ,  タコゾウチビアメバチ ,  タコゾウハラボソコマユバチ ,  ヨーロッパトビチビアメバチ ,  ヨーロッパハラボソコマユバチ ,  レンゲ

分類 (3件)： 飼料作物,草地  (FC03050J) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  生物的防除  (FC05030B)

引用文献 (27件)：

• 馬場興市 1983.我が国未発生のアルファルファタコゾウムシを確認.九州植物防疫 469:2.
• Böttger J. A. A. and Bundy C. S., Oesterle N. and Hanson S. F. 2013. Phylogenetic Analysis of the Alfalfa Weevil Complex (Coleoptera: Curculionidae) in North America J. Econ. Entomol. 106(1): 426-436.
• Day W. H. 1970. The survival value of its jumping cocoons to Bathyplectes anurus, a parasite of the alfalfa weevil. J. Econ. Entomol. 63(2): 586-589.
• 岐阜県農業技術センター 2005.レンゲの遅まきでアルファルファタコゾウムシの被害を軽減.岐阜県農業技術センター成果情報(平成17年度).(www.g-agri.rd.pref.gifu.lg.jp/kenkyuseika/seika_h 17-1.pdf)
• 林川修二 1999.鹿児島県におけるアルファルファタコゾウムシの発生動向.植物防疫 53(10):31-34.

タイトルに関連する用語 (5件)： レンゲ ,  害虫 ,  アルファルファタコゾウムシ ,  生態 ,  防除