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J-GLOBAL ID:201602216787387750   整理番号:16A1347661

アカゲザルのSIV(サル免疫不全ウイルス)の粘膜感染後の迅速なインフラマソームの活性化

Rapid Inflammasome Activation following Mucosal SIV Infection of Rhesus Monkeys
著者 (27件):
資料名:
巻: 165  号:ページ: 656-667  発行年: 2016年04月21日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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HIV-1(ヒト免疫ウイルス)粘膜感染後のウイルス血症として検出可能になる前の最も初期の事象は,あまり理解されていないままである。ここで著者らは,詳細な解剖学的研究により,接種部位およびウイルス拡散した遠位の初期部位の両方において,アカゲザルのSIVが,粘膜感染後に迅速に広がり,インフラマソームの構成成分を誘因することを示す。接種後24時間までに,ウイルスRNA陽性組織において抗ウイルス抑制因子を欠損している炎症性の特徴が観察された。初期の先天性応答には,抗ウイルス応答を阻害するNLRX1の発現,および適応免疫応答を負に調節するTGF-β経路の活性化が含まれていた。これらのデータは,ウイルスが,感染の最初の数日で抗ウイルスの先天的および適応免疫応答の生成を抑制する特異的な宿主機構を誘発し,それによってウイルス自身の複製を容易にするというモデルを示唆する。これらの発見は,ワクチンの開発および他の感染を予防するための戦略に重要な意味を持っている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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ウイルス感染の生理と病原性 

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