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J-GLOBAL ID：201602216850730253   整理番号：16A0336575

自動車開発における人間研究 ドライバモデル ドライバモデル構築の基礎

Fundamentals of Driver Model Development

著者 (1件)： 堀内伸一郎 (日本大 理工)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 70  号： 4  ページ： 72-77  発行年： 2016年04月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車を運転するドライバの運転動作のモデル化について検討した。制御論的なアプローチを用いて,ドライバの運転動作のモデル化が行われている。ドライバを一種の機械的な制御装置とみなし,制御工学の手法を適用して,運転特性をモデル化する。制御動作としては,予覚制御,追跡制御,補償制御がある。最も基本的なモデルはPID制御器としてのモデルである。目標コースに沿って自動車を走行させるような場合は,目標コースが一定距離先まで見えており,ドライバはこの先行き情報を利用できるので,予見制御となる。予見-予測モデルを用いたドライバ-自動車系の基本構造,ドライバモデルを用いた人間-自動車系の解析を提示した。

シソーラス用語： *運転者 ,  *行動 ,  *モデリング ,  制御装置 ,  フィードバック制御 ,  補償装置 ,  追従制御 ,  予測制御 ,  マンマシンインタフェイス
準シソーラス用語： *運転動作 ,  モデル化 ,  PID制御 ,  追跡制御 ,  予見制御

分類 (3件)： 走行性能  (QG02020S) ,  走行装置  (QG03040V) ,  運転者  (TB01040V)

引用文献 (12件)：

• D. T. McRuer, et al. : New Results in Driver Steering Control Models, Human Factors, Vol. 19, p. 381-397 (1977)
• 近藤政市:自動車の操舵と運動間に存在する基礎的関係について,自動車技術会論文集,No.5,p.40-43(1958)
• S. Sano, et al. : Modification of Vehicle Handling Performance by Four-Wheel Steering System, Proc. 10th International Technical Conference on Experimental Safety Vehicles, Oxford, England, July (1985)
• 藤岡健彦:前方注視ドライバ・平面二輪自動車系の安定性に関する理論的研究,自動車技術会学術講演会前刷集,No.11-07,p.29-34(2007)
• R. S. Sharp, et al. : A Mathematical Model for Driver Steering Control, with Design, Tuning and Performance Results, Vehicle System Dynamics, Vol. 33, No. 5, p. 289-326 (2000)

タイトルに関連する用語 (7件)： 自動車 ,  開発 ,  人間 ,  研究 ,  ドライバモデル ,  構築 ,  基礎