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J-GLOBAL ID:201602216896026054   整理番号:15A1313299

H1N1亜型ブタインフルエンザウイルスの系統発生的解析と分子特性【Powered by NICT】

Phylogenetic Analysis and Molecular Characteristics of an H1N1 Subtype Swine Influenza Virus
著者 (9件):
資料名:
巻: 48  号: 15  ページ: 3071-3078  発行年: 2015年 
JST資料番号: W1459A  ISSN: 0578-1752  CODEN: CKNYAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】本研究の目的は,ブタインフルエンザウイルスの分子疫学を理解するために,中国の動物インフルエンザの予防のための科学的参照文献を提供することである。〔方法〕ブタから採取した鼻腔スワブ試料はウイルス単離のためのSPFニワトリ胚に接種した。HA陽性試料をさらにSPFニワトリ胚で精製し,増殖していた。分離されたウイルスの八遺伝子断片をRT-PCRにより増幅し,Applied Biosystems3500XL Genetic Analyzerによる配列を決定した。ヌクレオチド相同性はDNASTARを用いて解析した。遺伝子の系統樹はMEGA6.0を用いて構築した。〔結果]分離されたウイルスは,H1N1亜型インフルエンザウイルス,A/swine/Zhejiang/245/2013(H1N1)と命名されたと同定された。ヌクレオチド相同性解析は,この菌株の八遺伝子断片は,中国から最近単離されたウイルスのそれぞれの遺伝子と高度に相同であることを示した。系統発生解析により,この株はトリ様ブタH1N1系統に属し,遺伝子再集合は起こらなかったことを明らかにした。HA切断部位でのアミノ酸配列はIPSIQSR↓G,低病原性インフルエンザウイルスの特性であった。その受容体結合部位は190dと225e,哺乳類上気道上皮に豊富なシアル酸(SA)-2,6-Gal-テルミナテド サッカリドを好むを含んでいた。六のグリコシル化部位のうち四部位はHA1とHA2における静止に位置していた。分離株はポリメラーゼサブユニットPB2における271t,627e及び701n,病原性と宿主適応の決定因子であることを示したを含んでいた。分離株のM2蛋白質は変異(S31N),アマンタジンとリマンタジン抗ウイルス剤に対する抵抗性を与える可能性がある特徴的なマーカーを持っていた。[結論]トリ様ブタH1N1インフルエンザウイルスの持続的存在と連続変異は,集中的なブタインフルエンザ監視が将来おこなわれるべきであることを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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ウイルスによる動物の伝染病  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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