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J-GLOBAL ID：201602216943167303   整理番号：16A0008253

日本語で数学を学ぶ留学生の内容理解を支えるサポートを考える-大学数学の基礎科目「微分積分」・「線形代数」に関して-

Support for the Foreign Students’ Content Understanding about Mathematics in Japanese Language-about “Infinitesimal Calculus” and “Linear Algebra”-

著者 (1件)： 滝口浩由 (早稲田大 大学院日本語教育研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 238(TL2015 34-39)  ページ： 25-28  発行年： 2015年09月27日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 留学生が日本語で数学の学習することを難しくする要因として語彙,定義や概念,計算力,国毎のカリキュラムの違いなどが考えられる。留学生への(日本語での)数学教育に関連する先行研究は言語的要因についてのものが主流で,内容的要因についてあまりなされていない。そこで筆者は,大学数学の基礎科目であり,大学で理工系学問を学ぶ上で欠かせない「微分積分」・「線形代数」を題材に,何が内容の理解を促すのか把握することを目指し,大学院修士課程で研究を行うことを考えている。本稿では,現段階での先行研究の調査のまとめと,研究計画を記している。(著者抄録)

シソーラス用語： 線形代数 ,  語彙 ,  *学生 ,  *学校教育 ,  カリキュラム ,  *モデル
準シソーラス用語： *数学教育 ,  第2言語教育 ,  日本語教育 ,  *捕食者-被食者モデル ,  *留学生

分類 (1件)： 自然語処理  (JE06000L)

引用文献 (14件)：

• 岡崎眸, ”内容重視の日本語教育-大学の場合,” 東京外国語大学論集, vol.49, pp.227-244, Nov.1994.
• 小宮千鶴子, ”理工系留学生のための数学の専門語-高校教科書の索引調査に基づく選定-,” 早稲田大学日本語教育研究センター紀要, vol.19, pp.45-62, Jun.2006.
• 佐藤宏孝,花薗悟, ”2007年度春学期理系数学授業報告-数学科教員と日本語科教員による連携の試み-,” 東京外国語大学留学生日本語センター論集, vol.34, pp.133-143, Mar.2008.
• 佐藤宏孝,花薗悟, ”数学における動詞「従う」の意味・用法-「気づかない」 専門日本語語彙の研究にむけて-,” 東京外国語大学留学生日本語センター論集, vol.35, pp.17-29, Mar.2009.
• 佐藤宏孝,花薗悟, ”数学における動詞「おく」の意味・用法-「気づかない」 専門日本語語彙の研究にむけて(2)-,” 東京外国語大学留学生日本語センター論集, vol.36, pp.45-55, Mar.2010.

タイトルに関連する用語 (9件)： 日本語 ,  数学 ,  留学生 ,  理解 ,  大学 ,  基礎 ,  微分 ,  積分 ,  線形代数