抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,グルーブ感の評価に対するリズムのずれの変動条件の影響を検討するため,一対比較を実施した。まず,2名の奏者にメトロノームに同期しながらスネアドラムを叩くように求め,打点時刻のずれが正規分布をみせることを確認した。次に,正規分布に基づいてスネアドラムの発音タイミングが変動する6種類の刺激を作成し,「グルーブ感」を尺度とした一対比較を行った。サーストンの尺度値を求めた結果,5ms(標準偏差)の条件が最も高い評価を得ていた。次に,二項検定を行った結果,8組で有意差がみられた(p<.05)。また,変動条件が2つのグループに分かれることが示され,ずれの変動に対する許容範囲を示す閾値の存在が示唆された。(著者抄録)