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J-GLOBAL ID:201602217049243754   整理番号:16A0155001

生体高分子再構築用の磁性的に標的化したラジカル発生性四酸化三鉄ナノ粒子 細胞外マトリックスへの適用

Magnetically Triggered Radical-Generating Fe3O4 Nanoparticles for Biopolymer Restructuring: Application to the Extracellular Matrix
著者 (2件):
資料名:
巻: 27  号: 24  ページ: 8448-8456  発行年: 2015年12月22日 
JST資料番号: T0893A  ISSN: 0897-4756  CODEN: CMATEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍学においては,腫瘍の微小環境を変えることによって癌の進行を止めることは刺激的な新開地である。新療法にとっての1つの標的は,細胞外マトリックスが提供する構造性支持体であり,それは癌細胞にとって時に異常であり,血管形成や腫瘍増殖,癌転移時においては劇的な変更を経験する。著者らは,交番磁界を利用する軽度温熱療法処理時においてペンダント・エンジインのBergman環化によってラジカル発生が可能な新磁性ナノ粒子基盤剤である四酸化三鉄・PEG・EDDAを開発した。EDDAは(Z)-オクタ-4-エン-2,6-ジイン-1,8-ジアミンであった。著者らは熱的励起材料のRamanスペクトルで環化芳香族生成物の生成を観察し,誘発期間後に高分子生成物を検出できた。基底膜エキストラクトのマトリゲルと混合すると,本ナノ粒子は正常生体高分子ネットワークの形成を妨害しなかった。溶液試料中と同じ温熱療法条件を適用すると,四酸化三鉄・PEG・EDDAは電顕観察で可視化できるマトリクスの構造破壊を起こしたが,逆にラジカルを生成しない熱対照の四酸化三鉄・PEG・BDは構造破壊を起こさなかった。BDはo-キシレンジアミンであった。ナノ粒子誘発性分子転位による細胞外マトリックスに対する局所性損傷は,腫瘍微小環境においての概念的新ツールを意味した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの実験的治療  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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