文献

J-GLOBAL ID：201602217063523140   整理番号：16A0046029

伊勢湾におけるマアナゴの動態モデルの開発

Behavioural Modelling of Conger Myriaster in Ise Bay

著者 (7件)： 本宮佑規 (国土交通省 四国地方整備局) ,  多部田茂 (東大) ,  黒木洋明 (水産総合研究セ 増養殖研) ,  丸山拓也 (三重県水研) ,  日比野学 (愛知県 農林水産部) ,  中村義治 (東大) ,  中村義治 (全国水産技術者協)
資料名： 水産工学  (Fisheries Engineering)
巻： 52  号： 2  ページ： 83-93  発行年： 2015年11月15日 
JST資料番号： F0449B  ISSN： 0916-7617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 伊勢湾の重要な水産資源であるマアナゴについて,その行動を水温,溶存酸素などの環境因子に対する選好性によりモデル化し,さらに成長モデル,個体数変動モデルと統合して,資源量の時空間変動のシミュレーションを行った。また,漁獲データとの比較等により,マアナゴの動態と環境因子との関連を評価する。伊勢・三河湾全域を対象に,低次生態系モデル,成長モデル,個体変数モデルを数式化し,漁獲情報,成長と移動を考慮した。その結果を,環境変動,漁獲とCPUE(単位努力当たり漁獲量),分布,資源利用状況から考察している。

シソーラス用語： 湾 ,  *マアナゴ ,  *ダイナミックモデル ,  動物行動 ,  因子 ,  嗜好性 ,  数学モデル ,  *モデル ,  利用 ,  CPUE ,  数 ,  伊勢湾 ,  環境因子 ,  魚類行動 ,  個体数 ,  *行動モデル ,  三河湾 ,  成長モデル ,  *生態系モデル
準シソーラス用語： 資源利用 ,  資源量 ,  選好性 ,  動態モデル

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (22件)：

• M. R. Karim, M. Sekine, T. Higuchi, T. Imai, M. Ukita: Simulation of fish behavior and mortality in hypoxic water in an enclosed bay, Ecological Modelling, 159, pp.27-42, 2003.
• K. Hakuta, S. Tabeta: Behavioral modelling of Pagrus major in the east Seto Inland Sea: Journal of Marine Science and Technology, 18 (2) : 213-219, 2013
• 水産庁:伊勢湾・三河湾小型機船底びき網漁業対象種資源回復計画, 11p., available at, http://www.jfa.maff.go.jp/j/suisin/s_keikaku/pdf/isewan_mikawawan_kosoko.pdf
• 黒木洋明,片山知史:平成22年度マアナゴ伊勢・三河湾の資源評価,平成22年度我が国周辺水域の漁業資源評価,pp.667-684,2010.
• http://mee.k.u-tokyo.ac.jp/mec/model

タイトルに関連する用語 (4件)： 伊勢湾 ,  マアナゴ ,  動態モデル ,  開発