抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本連載の今回は,ボイラーの運転に当たり,安全運転に役立つような通風力検討のキーポイントについて説明した。ボイラーには,バーナ,伝熱部,煙室などがあり,それぞれの通風抵抗を,バーナの上流側に設けた燃焼空気供給用送風機(ファン)でまかなうようなデザインが一般的に採用されていると述べ,通風力の試算に当たり,まず必要通風力,およびファンの特性から求めた定格時にファンから供給される空気量の求め方を紹介した。次に,通風設備点検及び検討のキーポイントに触れ,1)定期的にボイラー出口圧力を確認してデータとして記録する,2)供給風量は,ファンの性能特性によって決まる,3)煙道中に通風抵抗がアップするような設備を設置する場合,煙道に誘因排風機設置などを視野に入れて検討する,ことを挙げた。