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J-GLOBAL ID:201602217183537853   整理番号:16A0005265

寄生実験により明らかとなったフネドブガイ幼生の宿主魚種

Host Fish Species for Glochidia of Anemina arcaeformis Revealed by Artificial Infection Experiment
著者 (3件):
資料名:
巻: 73  号: 3/4  ページ: 127-136  発行年: 2015年11月19日 
JST資料番号: L0952A  ISSN: 1348-2955  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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フネドブガイ幼生の宿主適合性を調べるため,4科12分類群の魚類(スナヤツメ,ギンブナ,タイリクバラタナゴ,オイカワ,ヌマムツ,モツゴ,タモロコ,ゼゼラ,カマツカ,ドジョウ,シマドジョウ類,カワヨシノボリ)を対象として寄生実験を行なった。その結果,変態した稚貝が得られたのは12種中9種であり,タイリクバラタナゴ,ギンブナおよびドジョウからは稚貝は得られなかった。寄生幼生のうち稚貝へ変態した個体の割合が最も高かったのはヌマムツで30.3%,次いでカワヨシノボリが23.5%,シマドジョウ類が16.8%,モツゴが13.6%,オイカワが11.9%,スナヤツメが4.4%,ゼゼラが2.8%,タモロコが2.1%,カマツカが0.7%であった。既往知見で知られているフネドブガイの宿主魚種はヨシノボリ類のみであることから,本実験により新たに9魚種がフネドブガイの宿主としての適性をもつことが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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魚類以外の水産動物  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (23件):
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