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J-GLOBAL ID:201602217392140758   整理番号:16A0107638

再生可能な樹脂前駆体と残留充填剤で修飾されたポリ(塩化ビニル)発泡体,微細気泡の開発および湿気吸収挙動の調査

Renewable Resin Precursor and Residual Filler Modified Poly(vinyl chloride) Foam, Investigation of Microcellular Development and Moisture Absorption Behavior
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号: 11/14  ページ: 1263-1269  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: B0866A  ISSN: 0360-2559  CODEN: PPTEC7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本検討の目的は,結晶度や吸水性等のポリ塩化ビニル(PVC)プラスチゾル発泡体の性質に及ぼす異なる充填剤の影響を検討することであった。従って,その特性を仕立てることは,修飾マイクロセルラー発泡体,エポキシ化大豆油(ESBO)および残留充填剤により売りに出されている,伝統的PVC発泡体を置換する可能性を調べることになるに違いなかった。ESBOや充填剤の添加と各種PVCプラスチゾル発泡体の配合を調製した。PVCプラスチゾル発泡体へESBOや充填剤の添加によるセル径の変化をSEM画像で観察し,PVCプラスチゾル/ESBOの密度は,全試料内でその平均セル径が最大である時に最少であった。フライアッシュの存在は,その疎水性の故にヒドロキシル基の強度を低下し,一方木質繊維の添加は,その親水性のせいでより幅広い-OHスペクトルにつながった。木質繊維を有するPVCプラスチゾル/ESBO発泡体は,フライアッシュベースのものに比べてより高い吸湿能を有していた。吸湿性検討から,純粋なプラスチゾルの発泡体に比べてPVCプラスチゾル発泡体へESBOを添加すると,多分大きくなったセル径,低下した密度および親水性に因り,吸湿性を増大する,ことを明らかにした。X線回折から,充填剤の取込みにより発泡体の結晶構造は,多分PVCプラスチゾル/ESBO発泡体構造に入る水分子を阻止し,充填剤によって泡体のより低い吸湿能をもたらした。
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分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理的性質一般  ,  応用物理化学的操作・装置  ,  発泡成形  ,  ハロゲン含有重合体  ,  可塑剤,軟化剤  ,  充填剤,補強材 

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