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J-GLOBAL ID:201602217398436080   整理番号:16A0092004

マクロ多孔性レジンクロマトグラフィー(MRC)とHPLC-ESI-MS/MSおよびESI-IT-MSを組み合わせたDuchesnea indicaのフェノールプロファイリング

Phenolic Profiling of Duchesnea indica Combining Macroporous Resin Chromatography (MRC) with HPLC-ESI-MS/MS and ESI-IT-MS
著者 (5件):
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巻: 20  号: 12  ページ: 22463-22475 (WEB ONLY)  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Duchesnea indica(D.indica)は重要な漢方薬であり,長い間アジア諸国において癌の治療に用いられている。前回,大部分が活性成分である多様な構造を有するフェノール化合物に富む供給源について報告した。しかしながらその正確かつ完全なフェノールのプロファイリングはまだ決定されていない。本研究ではD.indica由来の粗抽出物中の全フェノール化合物をマクロ多孔性樹脂カラムによって濃縮,分画化し,HPLC-ESI-MS/MSおよびESI-IT-MS(イオン補足MS)を使って同定した。D.indica中には合計で27種類のフェノール化合物が同定され,その内の21種類の化合物は初めて同定されたものであった。次に4種類のフェノール群,即ちエラジタンニン,エラグ酸およびエラグ酸グリコシド,ヒドロキシ安息香酸とヒドロキシケイ皮酸誘導体,ならびにフラボノールを含むこれら27種類のフェノール化合物について,対応する標準物質のピーク面積を用いて定量化したところ,試験した濃度範囲では良好な直線性が得られた(R2>0.998)。その結果,各フェノール化合物の含有量はエラグ酸の6.69mg/100g乾燥重量(DW)からブレビフォリンカルボキシラートの71.36mg/100gDWまでと多様であった。本研究はD.indicaのフェノールプロファイルを最初に示しただけでなく,D.indica由来の27種類のフェノール化合物を定性的に同定し,続いて定量的に分析し,この有用な医用植物の更なる探索にとって有用な基礎をも提供するものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬一般  ,  植物の生化学 

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