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J-GLOBAL ID:201602217452855468   整理番号:16A0216293

ラットにおける慢性喫煙誘発性肺炎症に対する骨髄由来間葉系幹細胞の免疫調節

Immunoregulation of Bone Marrow-Derived Mesenchymal Stem Cells on the Chronic Cigarette Smoking-Induced Lung Inflammation in Rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 2015  号: Pulmonology  ページ: 932923 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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慢性喫煙によって誘発される肺の炎症に対する骨間葉系幹細胞(BMSC)注入の影響はあまり理解されていない。本研究では,喫煙関連肺傷害のラットモデルを誘導し,ラットを2週間賦形剤またはBMSCで処置した。肺ならびに肺損傷において,CD4+T細胞の種々のサブセットや,サイトカイン,および抗エラスチンを特徴付けた。血清および肺誘導型一酸化窒素シンターゼ(iNOS)や肺組織からのリンパ球におけるSTAT5のリン酸化もまた分析した。結果は,骨髄幹細胞の注入が,ラットにおいて著しく,慢性喫煙誘発性肺損傷や,炎症,および肺抗エラスチンのレベルを減少させることを示した。Th1およびTh17細胞の頻度およびIL-2,IL-6,IFN-γ,TNF-α,IL-17,IP-10,およびMCP-1のレベルは増加したが,TregおよびIL-10の頻度は減少した。骨髄幹細胞の注入は,慢性喫煙によって増加するTh1およびTh17細胞応答を軽減させ,ラットの肺でのTreg応答を増強させることによって免疫応答の不均衡を大幅に調節した。BMSCの注入は,血清や肺iNOSのレベルの慢性喫煙関連減少,および肺組織由来のリンパ球での喫煙により誘導されるSTAT5のリン酸化のレベルの慢性喫煙関連低減を制限する。骨髄幹細胞は,ラットの肺において喫煙によって誘発される自己免疫応答を負に制御し,慢性喫煙関連肺傷害の介入に関して有望である可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  細胞生理一般  ,  呼吸器の基礎医学  ,  たばこ 

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