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J-GLOBAL ID:201602217505833914   整理番号:16A0517596

塩基性Au/SrTiO3による触媒化での室温駆動且つ可視光が増強された脱水素反応

Room-temperature driven and visible light enhanced dehydrogenation reactions catalysed by basic Au/SrTiO3
著者 (12件):
資料名:
巻:号:ページ: 1941-1946  発行年: 2016年02月07日 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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基本特性を有するAu/SrTiO3触媒(Au/SrTiO3-尿素)は,プローブ反応としてイソプロパノール(IPA)脱水素化を用いて,室温での第二級アルコールの脱水素化に有効であることが初めて報告された。Au/SrTiO3がIPAの脱水素化反応において光触媒のみ一般的であった以前の報告とは異なり,この研究では,Au/SrTiO3-尿素はまた,同じ条件で評価したPt/TiO2よりも10倍以上高かった8.2μmol h-1(41.0%のIPA換算)のアセトンの生成を伴い,光照射することなく室温で反応を触媒化することが判明した。キャラクタリゼーションの結果は,SrTiO3中の格子酸素がMars-van Krevelen機構を介して反応に関与していたことが明らかになった。一方,Auは,塩基の支援を受けて吸着反応物のC-H結合の切断を容易にした。その触媒活性は,さらに可視光の導入後に16.5μmol h-1(82.5%のIPA換算)に増加した。光子誘起される光触媒性能が瞬時に生成された酸素欠陥の存在によって大幅に増加されたことが考えられる。また,1時間可視光照射後のIPA(82.5%)の変換とAu/SrTiO3-尿素を超えるアセトン生産レート(16.5μmol h-1)は,Au/P25を超えるほど高い12.3倍と2.5倍(6.7%のIPA変換及び6.7μmol h-11のアセトン生産レート)であり,また,光照射することなく,IPAの脱水素化において活性であることが報告された触媒であった。この研究は,室温での第二級アルコールの脱水素化のための効率的な触媒を設計するための方法を提供した。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気化学反応  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 

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