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J-GLOBAL ID：201602217575968810   整理番号：16A0185145

IPCとツーヒットモデルを調和させる:2つの対立するように見える枠組みの内在する細胞および分子機構を解析する

Reconciling the IPC and Two-Hit Models: Dissecting the Underlying Cellular and Molecular Mechanisms of Two Seemingly Opposing Frameworks

著者 (6件)： MORRIS Carlos F. M. (Univ. Brasilia, Brasilia, BRA) ,  TAHIR Muhammad (Univ. Brasilia, Brasilia, BRA) ,  ARSHID Samina (Univ. Brasilia, Brasilia, BRA) ,  ARSHID Samina (Univ. Sao Paulo, SP, BRA) ,  CASTRO Mariana S. (Univ. Brasilia, Brasilia, BRA) ,  FONTES Wagner (Univ. Brasilia, Brasilia, BRA)
資料名： Journal of Immunology Research (Web)  (Journal of Immunology Research (Web))
巻： 2015  ページ： 697193 (WEB ONLY)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U7019A  ISSN： 2314-8861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炎症のカスケードと機構は,種々の損傷に対する宿主の応答において普遍的である。生物学的モデルと介入戦略が,炎症によって促進される傷害をよりよく理解し,調整する努力として工夫されてきた。これらの中で,ツーヒットモデルは,外傷や敗血症のような傷害で見られる最も頻度の高い臨床的症状のいくつかを説明する妥当で直観的な枠組みとなっている。このモデルは,最初のヒットがそれに続く損傷が起こる感作的事象となることを述べており,結果的に不適応な炎症応答につながる。一方,虚血プレコンディショニング(IPC)は,虚血と再灌流に対する炎症応答を調整するためのすぐに応用可能なツールとして注目されている。この考えは,軽い虚血は,それが遠位でも局所でも,器官や組織をそれ以上の虚血性損傷に抵抗性にするというものである。最初の炎症性ヒットに起因する2つのモデル(前者では感作,後者では防御)の一見矛盾する役割は,これら2つの理論を,文献の対角に置くことになる。この総説では,それぞれの枠組みを互いに誤りとするのではなく,それらが炎症に関連する傷害を理解し調整する特異な洞察を与えることを示すことにより,両方のモデルを調和させることを試みる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *炎症 ,  免疫反応 ,  宿主 ,  生体モデル ,  外傷 ,  敗血症 ,  *感作 ,  虚血 ,  再潅流 ,  治療法 ,  *生体防御 ,  細菌感染症
準シソーラス用語： 炎症応答 ,  *生物学的モデル ,  虚血再潅流 ,  *虚血プレコンディショニング

分類 (3件)： 外傷一般  (GD02010O) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  生体防御と免疫系一般  (ED01010F)

タイトルに関連する用語 (6件)： IPC ,  調和 ,  枠組み ,  細胞 ,  分子 ,  解析