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J-GLOBAL ID:201602217695803121   整理番号:16A0299120

イソプレンおよび1,3-ブタジエンの大気酸化:二次有機エアロゾルに対するエアロゾル酸性度および相対湿度の影響

Atmospheric oxidation of isoprene and 1,3-butadiene: influence of aerosol acidity and relative humidity on secondary organic aerosol
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巻: 15  号:ページ: 3773-3783 (WEB ONLY)  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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二次有機エアロゾル(SOA)の形成に対する酸性の種エアロゾルの影響は,多くの過去の研究で検討され,それらの幾つかは,エアロゾル酸性度(nmol H+m-3空気試料体積とし測定された)と二次有機炭素(SOC)の百分率変化間の強い線形相関を示した。この測定は,イソプレン,モノテルペン,及びセスキテルペンを含む各種クラスの生体炭化水素を代表する幾つかの前駆体化合物を使用して来た。現在では,イソプレンはSOC内で最も顕著な増加を示して来たが,人為起源の炭化水素による測定は殆ど行われていない。本研究では,1,3-ブタジエンの光酸化からの二次有機炭素形成に対するエアロゾル酸性度の影響の幾つかの局面を検討し,イソプレンの過去の解析を拡張した。酸性硫酸塩エアロゾルの欠如/存在下で測定した光酸化生成物は,SO2の光化学酸化或いは硫酸アンモニウムと硫酸の混合物を14.5m3スモッグチャンバシステムに噴霧することによって生成した。この結果は,イソプレン及びβ-カリオフィレンの様に,1,3-ブタジエンSOC収量は増加する酸性硫酸塩エアロゾルと線形的に相関する事を示した。H+におけるnmol m-3増加当りの0.11%SOC増加の観測した酸感受性は,イソプレンに対して測定した値より約係数3小であった。この結果も,イソプレンと1,3-ブタジエンの両方に対するの湿度の増加と共にエアロゾル収率が異なる度合いで,減少する事を示した。絶対湿度を2から12g m-3に増加させると,1,3-ブタジエン収率は45%まで,イソプレン収率は85%まで低減した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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放射,大気光学 

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