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J-GLOBAL ID:201602217697553912   整理番号:16A0299481

アマゾントールタワー観測所(ATTO):生態系生態,気象,微量ガス,エアロゾルのパイロット測定の概観

The Amazon Tall Tower Observatory (ATTO): overview of pilot measurements on ecosystem ecology, meteorology, trace gases, and aerosols
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巻: 15  号: 18  ページ: 10723-10776 (WEB ONLY)  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アマゾン川流域は,炭素と水の循環,気候変動,大気化学,生物多様性で重要な役割を果たす。それは人間活動により既に大きく変化しており,より広範な変化が今後数十年間に生じると予想される。従って,現在の気候,生物地球化学,大気の状態の基礎的記録を得て,人間による擾乱が将来増加するため,今後数十年間にわたりアマゾン地域の変化をモニタリングするための長期測定サイトを設けることが不可欠である。アマゾントールタワー観測所(ATTO:Amazon Tall Tower Observatory)が,アマゾン川流域中央部Manaus北東約150kmの原生多雨林地域に設置された。2012年以来2つの80mの塔がこの観測所で運用されており,325mの塔が2015年半ばの完成に近づいている。生物多様性評価を含む生態学的調査が,観測所周辺の森林地帯で行われている。微気象と大気中の化学的変数の測定が2012年に始まり,その範囲はこの数年で広がっている。気象と微気象の測定として,温度と風のプロファイル,降水量,水,エネルギーフラックス,乱流成分,地温プロファイル,土壌熱のフラックス,放射フラックス,視程が含まれる。隠花植物植被内での温度,光強度,水含有量の茎プロファイルを測定するため,木に機器が設置された。微量ガス測定として,二酸化炭素,一酸化炭素,メタン,オゾンの5~8か所の異なる高さでのモニタリングが行われ,加えて集中キャンペーンでのその他の様々な化学種(VOC,NO,NO2,OH反応性など)で補足されている。エアロゾルの光学的,微物理的,化学的な測定が林冠上空と林冠内で行われている。測定には,エアロゾルの光散乱と吸収,蛍光,個数及び容積での粒度分布,化学組成,雲凝結核(CCN)濃度,吸湿性が含まれる。本稿では,ATTO観測所の科学的意義について議論し,ATTO観測所での生態,気象,化学のパイロット調査結果について概観を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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気象学一般  ,  地球化学一般  ,  生態系 

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