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J-GLOBAL ID:201602217751568807   整理番号:16A0102825

Znサレンの金属誘導凝集と細胞取込/細胞内局在性の相互関係の解明:発光金属プローブの設計の見落とされる役割

Unravelling the correlation between metal induced aggregation and cellular uptake/subcellular localization of Znsalen: an overlooked rule for design of luminescent metal probes
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 2389-2397  発行年: 2015年04月16日 
JST資料番号: U7042A  ISSN: 2041-6539  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生物学的挙動に及ぼす金属配位のユニークな影響の解明は,金属に基づく治療薬および診断薬を設計するために重要である。本研究では,分子間Zn・・・O相互作用から生じる金属誘導凝集はその細胞取込および細胞内局在性に影響を与えることを証明する事例研究として発光性Znサレン(ZnL1)を選択した。遊離塩基(L1およびL2)との比較研究により,ZnL1はカベオラ仲介エンドサイトーシスを介して細胞取込を受け,ミトコンドリアにおけるL1およびL2の局在性と対照的に,エンドソーム/リソソーム区画に内在化した。光物理的性質,TEM(透過型電子顕微鏡)イメージングおよびDLS(動的光散乱)解析の詳細検討により,ZnL1は水性媒体中で大きなサイズの繊維構造を形成する蛍光があることを示唆した。ZnL1凝集と生物学的挙動との間の関係を調べるため,「脱凝集への凝集」遷移の同調にピリジンを使用し,ピリジンの存在下で,ZnL1はミトコンドリアに局在でき,受動拡散経路を介して細胞に内在化できることを見出した。異なるZnサレン種から生じるような独特の生物学的挙動は,生物学的プローブとして金属錯体の設計において,金属誘導凝集または金属スペシエーション分析の重要性を明確に指摘している。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  細胞生理一般  ,  錯体のルミネセンス 
物質索引 (1件):
物質索引
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