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J-GLOBAL ID:201602217763794861   整理番号:16A0273031

豚ふん堆肥炭化物による養豚廃水からのアンモニア除去に関する研究

Removal of Ammonia from Swine Wastewater using Swine Manure Compost-based Char
著者 (7件):
資料名:
巻: 27  ページ: 23-29 (J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L1596A  ISSN: 1883-5856  CODEN: HSJGCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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豚ふん堆肥炭化物によって養豚廃水 1 次処理水中のアンモニアを除去することを目的とし,吸着実験,除去実験を行った。吸着実験結果において,共存する Na, K によるアンモニア吸着への妨害がみられた。Langmuir 型吸着等温線の飽和吸着量 qmax と反応溶液中の Na とKの合計濃度の間には負の相関があった。実廃水を用いた吸着量は,模擬廃水から想定された吸着量より増加した。除去実験において,炭化物添加率 5 %以上の条件において目標であるアンモニア除去濃度 130mg/L を達成できた。撹拌方法の改善により炭化物添加率を削減できる可能性が示唆された。以上より,養豚廃水 1 次処理水中のアンモニアを除去する方法として豚ふん堆肥炭化物を用いることは可能であると考えられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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下水,廃水の物理的処理  ,  飼養管理 
引用文献 (16件):
  • 1) 和木美代子,安田知子,福永泰之,黒田和孝,酒井隆宏,鈴木直人,鈴木良地,松葉賢治,鈴木一好:養豚廃水の活性汚泥処理施設から排出される窒素特性,水環境学会誌,第33巻,第4号,pp.33-39 (2010)
  • 2) 農林水産省 生産局畜産部畜産企画課:畜産経営に関する排水基準について (2015), http://www.maff.go.jp/j/chikusan/kankyo/taisaku/t_info/02_haisui/ ( 閲覧日2015年3月28日)
  • 3) 金 主鉉,酒村哲朗,千葉信男,西村 修,須藤隆一:回分式間欠曝気活性汚泥法による豚舎排水の有機物・窒素除去に関するパイロットプラント実験,水環境学会誌,第22巻,第12号,pp.990-996 (1999)
  • 4) 和木美代子:窒素を除去するアナモックス菌--畜産における可能性--,畜産環境情報,第56号,pp.1-14 (2015)
  • 5) 浦野紘平:活性炭による排水処理,有機合成化学協会,第33号,pp.333-341 (1975)
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