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J-GLOBAL ID:201602217931067245   整理番号:16A0057772

水と潤滑油における潤滑油添加剤としての酸化グラフェンのトライボロジー特性

Tribological properties of graphene oxide as a lubricating additive in water and lubricating oils
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 15-00323-15-00323 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0484A  ISSN: 2187-9745  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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高性能潤滑添加剤は,潤滑流体特性を改善するために要望されている。最近では,フラーレン,カーボンナノチューブ,カーボンオニオンなどのカーボンナノ材料が,水および潤滑油の添加剤として研究されている。しかし,これらのカーボンナノ材料のコストは,実用的には高すぎる。これに対し,酸化グラフェン(GO)は,酸素官能基を多数有する単原子厚のシートから成るカーボンナノ材料である。GOは,薬液処理を用いて,グラファイトから合成されるので,GOのコストは他のカーボンナノ材料よりも著しく低い。本研究では,水とポリアルファオレフィン(PAO)中で添加剤としてGO単層シートの適用およびトライボロジー性質を調べた。GO濃度(0.01~1.0質量%)に関するGO-水分散体の摩擦係数依存性を調べた。具体的には,0.1質量%未満の濃度のGO-水分散液が,低摩擦係数を示した。この研究では,GOは,乾燥処理を必要とせずに,界面活性剤との中間溶媒を用いて単純にPAO内に分散させた。著者等は,GO-PAO分散液中のアニオン性界面活性剤の使用が,摩耗の度合いの点でカチオン性界面活性剤よりも優れていることがわかった。具体的には,4質量%のGO濃度のアニオン性界面活性剤を使用したGO-PAOの分散液は,本研究における最小の摩耗を示した。また,摩擦係数はPAOでGOを添加することによって減少しなかった。最後に,我々は中間溶剤が潤滑に影響を与えなかったことがわかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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潤滑法 
引用文献 (15件):
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