抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高齢化した雌牛からの産子生産を,生体内卵子吸引-体外受精(OPU-IVF)技術により検討した。まずOPUについては,実施前に卵胞刺激ホルモン(FSH)の皮下単回投与で良質な卵子が得られ,IVF後の胚盤胞の発生率が高まった。ただし,OPUで得られた卵子は卵丘細胞が剥離し,IVF後の発生率を高めるため,PDMS製マイクロウェルでの培養を検討したところ,深さ1.5mm,直径0.5mmのものを用いることで効率的な培養が可能であった。これによりえられた胚を28頭の受卵牛に移植したところ,11頭が受胎し,6頭の子牛を分娩し,産子は正常に発育した。