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J-GLOBAL ID：201602218010895750   整理番号：16A0055922

誘電液体を用いた周波数再構成可能なアンテナ構造

A Frequency-Reconfigurable Antenna Architecture Using Dielectric Fluids

著者 (2件)： KONCA Mustafa (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  WARR Paul A. (Univ. Bristol, Bristol, GBR)
資料名： IEEE Transactions on Antennas and Propagation  (IEEE Transactions on Antennas and Propagation)
巻： 63  号： 12  ページ： 5280-5286  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： C0218A  ISSN： 0018-926X  CODEN： IETPAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 平面アンテナの周波数同調用に誘電液体を使用した新しい構造を提案した。使用したダイヤフラムは液体を適当な位置に保持し,その結果アンテナが実用的に使用できるようにした。2つの異なる液体(ひまし油と酢酸エチル)を使用し,それぞれの場合に最適化されたアンテナを用いて試験した。液体として酢酸エチルを使用した場合,放射パターンの顕著な劣化無しに,また全範囲内でのアンテナ効率の低下が最大25%以内で,同調範囲46%が得られた。提案した方法は連続的な同調が可能であり,その応用は,本試作で使用したアンテナの型に限定されない。また本方法は,同調のために誘電効果を利用した他の方法に比べて,同調範囲が広く高効率であった。本同調法で他に注目すべき利点は,高電力に対応する能力があり,また同調機構からの絶縁性が高いことである。検討結果から,効率を維持しながら所望の同調範囲を得るために,液体とアンテナ設計の正しい組み合わせが不可欠であった。

シソーラス用語： *液体誘電体 ,  *可能性 ,  *アンテナ ,  ダイヤフラム ,  同調 ,  放射パターン ,  効率 ,  電気絶縁 ,  電力
準シソーラス用語： アンテナ効率 ,  高電力 ,  *再構成可能 ,  周波数同調 ,  絶縁性 ,  *誘電液体

分類 (3件)： アンテナ  (ND06000M) ,  固体デバイス製造技術一般  (NC03030V) ,  誘電体一般  (BM05010F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 誘電液体 ,  再構成 ,  アンテナ構造