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J-GLOBAL ID：201602218016422269   整理番号：16A0256247

ノンダイアフラム円形鋼管柱-H形梁接合部のパネルと仕口の干渉挙動

INTERACTION OF PANEL AND JOINT AT NON-DIAPHRAGM CHS TO H-BEAM CONNECTION

著者 (2件)： 桑村仁 (東大 大学院工学系研究科) ,  佐藤恵治 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 721  ページ： 619-628  発行年： 2016年03月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ノンダイアフラム円形鋼管柱とH形梁接合部のパネルと仕口の干渉挙動を調べるために,X字形試験体と3点曲げ試験体の実験を行った。前者はパネルのせん断挙動を伴い,後者は伴わない。X字形はノンダイアフラム形式に加え,ダイアフラム形式の実験を行った。ノンダイアフラム形式のパネルのせん断変形がダイアフラム形式のそれと同じであるとする仮定により,仕口に働く曲げモーメントと仕口の回転角の関係が得られた。その結果,仕口の降伏,塑性,最大曲げ耐力はいずれもパネルせん断の大小に係らずその影響をほとんど受けないが判明した。また,仕口の弾性回転剛性は,X字形試験体の方が3点曲げ試験体より2~3倍大きくなる。これはパネルせん断が直接的原因ではなく,左右の梁から働く曲げモーメントの向きによる弾性力学的な現象として説明できる目途が示された。

シソーラス用語： 鋼構造 ,  *柱 ,  円管 ,  円柱 ,  *H形梁 ,  *柱梁接合部 ,  パネル ,  仕口 ,  干渉 ,  補強部材 ,  載荷試験 ,  曲げ試験 ,  剪断変形 ,  降伏強さ ,  塑性 ,  曲げ強さ ,  剛性 ,  荷重-変形関係 ,  建設工法
準シソーラス用語： ダイヤフラム【構造要素】 ,  ノンダイヤフラム工法 ,  回転剛性 ,  *鋼管柱

分類 (1件)： 金属構造  (RA04050W)

タイトルに関連する用語 (7件)： ダイアフラム ,  円形鋼管 ,  H形梁 ,  接合部 ,  仕口 ,  干渉 ,  挙動