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J-GLOBAL ID：201602218050651234   整理番号：16A0046196

有限要素法によるナノスクラッチ形成過程に於けるチップ半径効果の研究

Research on the Effects of Tipradius on Nano-Scratching Process via Finite Element Analysis

著者 (6件)： HAN Lei (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  ZHAO Hongwei (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  ZHANG Peng (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  ZHANG Lin (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  GAO Jing (Jilin Univ., Changchun, CHN) ,  LU Shuai (Jilin Univ., Changchun, CHN)
資料名： Journal of Computational and Theoretical Nanoscience  (Journal of Computational and Theoretical Nanoscience)
巻： 12  号： 9  ページ： 2415-2420  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： W2377A  ISSN： 1546-1955  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノスクラッチ形成過程には,スクラッチチップの正確な形状が不可欠であるが,しかし,その過程中でスクラッチチップの変形,摩耗が生じる為に,実際には一定に保たれない。本論文は,ナノスクラッチ形成過程中の工具の摩耗によるチップ半径の影響を調べる為に,有限要素法により,一連のシミュレーションを行った。その結果,鈍い先端が試験片の表面に傷をつけると,残留断面プロファイル,摩擦係数,引っ掻き方向に沿った残留応力(接線残留応力)が大きく異なることが分かった。摩擦係数は先端半径の増加とともに減少するが,半径100nm以上では,大きく変化した。結果として,スクラッチ先端の影響を予測し測定することが重要であることが分かった。

シソーラス用語： *損傷 ,  *過程 ,  *刃先 ,  *切れ刃 ,  *計算機シミュレーション ,  摩擦係数 ,  引張応力 ,  残留応力
準シソーラス用語： *ナノスクラッチ ,  *形成過程 ,  *チップ【切削工具】 ,  *有限要素法シミュレーション ,  静止摩擦係数 ,  引張残留応力

分類 (3件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  研削  (QC03000R) ,  計算機利用技術一般  (JE01000C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 有限要素法 ,  ナノスクラッチ ,  形成過程 ,  半径 ,  研究