文献

J-GLOBAL ID：201602218052632997   整理番号：16A0096396

天然ダイヤモンド結晶中のOK1及びN3に対するHTHP処理の影響

The influence of HTHP treatment on the OK1 and N3 centers in natural diamond crystals

著者 (7件)： NADOLINNY Vladimir (Nikolaev Inst. of Inorganic Chemistry SB RAS, Acad. Lavrentiev Ave. 3, 630090 Novosibirsk, RUS) ,  PALYANOV Yuri ,  YURYEVA Olga (Nikolaev Inst. of Inorganic Chemistry SB RAS, Acad. Lavrentiev Ave. 3, 630090 Novosibirsk, RUS) ,  ZEDGENIZOV Dmitry ,  RAKHMANOVA Mariana (Nikolaev Inst. of Inorganic Chemistry SB RAS, Acad. Lavrentiev Ave. 3, 630090 Novosibirsk, RUS) ,  KALININ Alexander (Sobolev Inst. of Geology and Mineralogy SB RAS, Acad. Koptyuga Ave. 3, 630090 Novosibirsk, RUS) ,  KOMAROVSKIKH Andrey (Nikolaev Inst. of Inorganic Chemistry SB RAS, Acad. Lavrentiev Ave. 3, 630090 Novosibirsk, RUS)
資料名： Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science  (Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science)
巻： 212  号： 11  ページ： 2474-2479  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： D0774A  ISSN： 1862-6300  CODEN： PSSABA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 窒素含有常磁性中心OK1及びN3の構造は,今まで明確に決定されていなかった。この論文において,我々は,ダイヤモンドにおける常磁性中心OK1及びN3に対する高温焼なましの影響に関するデータを提示する。立方体晶癖含有常磁性中心OK1及びN3の一連の天然色つきダイヤモンド結晶は,電子常磁性共鳴(EPR),ルミネセンス及びIR分光法によって研究された。2470Kを超す温度の焼なましが,N3の常磁性中心のOK1常磁性中心への変換を起こすことが分かった。以前の研究は,2400Kを超す温度が大きな原子半径を持つ不純物に対し,四面体から八面体への局所環境変化としばしば関連していることを示ししていた。我々は,光学635.7nmシステムの強度とN3EPR中心の濃度との相関を報告する。しかし,ステップ的焼なましにおいて,635.7nmは,N3EPR中心の前に除去された。ここに示した分析から,我々は,N3EPR中心及び635.7nmの光学系が1つの不純物原子によって形成された様々な欠陥の表現形であることを提案する。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ダイヤモンド ,  状態 ,  高圧 ,  *ESR【磁気共鳴】 ,  *焼なまし ,  常磁性中心 ,  陰極線ルミネセンス ,  赤外スペクトル ,  光ルミネセンス ,  スペクトル ,  *FTIR分光法
準シソーラス用語： 天然ダイヤモンド ,  高圧高温 ,  光ルミネセンススペクトル

分類 (2件)： 金属・半導体のEPR  (BM07022M) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (1件)： ダイヤモンド結晶