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J-GLOBAL ID:201602218069410358   整理番号:16A1305434

Zr-Cu形状記憶合金の相変態挙動に対する合金組成の影響

Effect of alloy composition on phase transformation behavior of Zr-Cu shape memory alloy
著者 (2件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 159-162(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L4468A  ISSN: 1382-3469  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,等原子に近いZr-Cu合金の微細組織,熱的特性および硬度に対する合金組成と熱処理の影響を調べた。等原子組成に近いZr-Cu合金をアーク溶解法により作製した。さらに,いくつかの試料は,電気炉中800°Cで1hr加熱後,水中に焼き入れた。焼入れ前後の両試料をX線回折(XRD),示差走査熱量計(DSC)およびビッカース硬度試験により分析した。Zr-Cu合金が,3つの金属間化合物,ZrCu,Zr2CuおよびZr7Cu10から成っていることを確認した。これら金属間化合物の体積分率は,合金組成と焼入れにより影響された。さらに,作製したZr-Cu合金は冷却および加熱過程で,それぞれマルテンサイトおよび逆マルテンサイト変態を示すことが確認できた。しかしながら,マルテンサイトおよび逆マルテンサイト変態温度は,合金組成と焼入れと共に極めて小さい変化を示した。それに反して,ビッカース硬度は,合金組成の変化と焼入れと共に変化することを明らかにした。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
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金属相変態  ,  その他の金属組織学 
引用文献 (3件):
  • [1] G.S.Firstov, J.Van Humbeeck and Yu.N.Koval, Peculiarities of the martensitic transformation in ZrCu intermetallic compound-potential high temperature SMA, J.physics IV 11, 481-486 (2001)
  • [2] Yu.N.Koval, G.S.Firstov and A.V.Kotko, Martensitic transformation and shape memory effect in ZrCu intermetallic compound, Scripta metallurgica et materialia, Vol.27, Issue 11, 1611-1616 (1992)
  • [3] D.Schryvers, G.S.Firstov, J.W.Seo, J.V.Humbeeck and Yu.N.Kovel, Unit cell determination in CuZr martensite by electron microscopy and X-ray diffraction, Scripta materialia, Vol.36, No.10, 1119-1125 (1997)

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