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J-GLOBAL ID:201602218186122766   整理番号:16A0118923

テアサポニンは,肥満マウスの前頭前皮質でレプチン感受性を改善する

Teasaponin improves leptin sensitivity in the prefrontal cortex of obese mice
著者 (7件):
資料名:
巻: 59  号: 12  ページ: 2371-2382  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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肥満は,認知力,およびレプチン誘導による脳由来神経栄養因子(BDNF)と神経新生の増加を損なう。茶の摂取は,前頭前皮質で認知力を改善し,脳活動を高める。本研究は,茶の活性成分であるテアサポニンが,肥満マウスの前頭前皮質ならびにin vitro培養前頭前皮質神経細胞において,記憶および神経新生に及ぼす中枢レプチン作用を改善できるかどうかについて検討した。高脂肪食(HFD)摂取マウスの前頭前皮質において,21日間のテアサポニン(10mg/kg,腹腔内)投与は,下流のレプチンシグナル伝達(JAK2とSTAT3)およびBDNFに及ぼすレプチン作用を改善した。前頭前皮質神経細胞を,テアサポニンおよびパルミチン酸(最も豊富な食品の飽和脂肪酸)と伴に培養し,レプチンに対する神経新生およびBDNF発現を調べた。パルミチン酸は,培養皮質ニューロンで,神経突起伸長,シナプス後部肥厚タンパク質95,およびBDNF発現に及ぼすレプチン効果を減少させ,この減少はテアサポニンにより回復した。以上,テアサポニンは,肥満マウスでまたはパルミチン酸処置した場合,前頭前皮質のレプチン感受性を改善した。このことは,BDNF発現および神経突起伸長を順次高めた。従って,テアサポニン補給は,肥満関連の神経変性の予防および認知機能の改善に利用できると考えられる。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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アルカロイドし好飲料  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  サイトカイン  ,  細胞生理一般 
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