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J-GLOBAL ID：201602218212686827   整理番号：16A0011386

弱発酵性ジャガイモ繊維はマウスの実験的大腸炎に関わる徴候と炎症を軽減する

Moderately Fermentable Potato Fiber Attenuates Signs and Inflammation Associated with Experimental Colitis in Mice

著者 (5件)： PANASEVICH Matthew R (Univ. Illinois, IL) ,  ALLEN Jacob M (Univ. Illinois, IL) ,  WALLIG Matthew A (Univ. Illinois, IL) ,  WOODS Jeffrey A (Univ. Illinois, IL) ,  DILGER Ryan N (Univ. Illinois, IL)
資料名： Journal of Nutrition  (Journal of Nutrition)
巻： 145  号： 12  ページ： 2781-2788  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： E0050A  ISSN： 0022-3166  CODEN： JONUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： デキストラン硫酸ナトリウム(DDS)で誘発させた大腸炎がジャガイモ繊維(PF)の摂取で改善するか否かを検討した。C57Bl/6Jマウス67匹をセルロース(8%)群またはPF(14.5%)群に無作為割り付けして22日間の摂取試験を行い,14日目に各群をさらに2群に分割して,一方に水(対照)を一方にDDSを摂取させ,大腸炎を発症させた。セルロース+DDS群では他の群と比べ有意な体重減少が認められた。PF+DSS群では,セルロース+DDS群と比べ盲腸の酪酸濃度が上昇し,血漿でのサイトカインの浸潤が低下し,さらに腫瘍壊死因子α,インターロイキン1b,6および17a,Cxc1のmRNA発現が低くなった。PFの摂取により大腸炎に伴う炎症を軽減できると考えられる。

シソーラス用語： ジャガイモ ,  *食物繊維 ,  マウス ,  *大腸炎 ,  炎症 ,  消炎作用 ,  デキストラン硫酸 ,  雄性 ,  病態モデル ,  セルロース ,  サイトカイン ,  TNFα ,  インターロイキン1 ,  インターロイキン6 ,  インターロイキン ,  ケモカイン ,  癌タンパク質 ,  遺伝子発現 ,  食餌効果 ,  脂肪酸 ,  mRNA
準シソーラス用語： インターロイキン17A ,  インターロイキン1β ,  ケモカインCXCL1 ,  *ジャガイモ繊維 ,  デキストラン硫酸ナトリウム ,  短鎖脂肪酸

分類 (3件)： 野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  消化器の基礎医学  (GH01020E) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

物質索引 (1件)： 酪酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 発酵性 ,  ジャガイモ ,  繊維 ,  マウス ,  実験的大腸炎 ,  徴候 ,  炎症