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J-GLOBAL ID:201602218265728394   整理番号:16A0336553

奄美大島における林道施設災害の現状と要因分析

The present conditions and factor analysis of the forest road institution disaster in Amami Oshima.
著者 (3件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 45-54  発行年: 2016年01月31日 
JST資料番号: L3308A  ISSN: 1342-3134  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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奄美大島では1960年から鹿児島県により林道が建設されているが,梅雨,台風などの大雨により毎年,林道災害を受けている。特に2010年10月に記録的大雨が発生し,24路線58か所の林道災害が発生し道路やライフラインに甚大な被害を与えた(2010奄美豪雨)。奄美大島における過去に開設された林道の施設災害状況を調査するとともに,2010奄美豪雨による災害状況を分析した。その結果,1)施設災害の80%以上が切土法面の災害であること,2)林道開設終了年から約15年経過した1995年付近で林道施設の災害頻度に大きな変化が見られることを見出した。その要因として,林道施設の設計変更の影響が示唆された。次に,崩壊土量に及ぼす諸要因の影響を数量化I類で分析した結果,地質,集水面積,斜面形状,縦断勾配,斜面方位の順に高い影響を及ぼすことが判明した。2012年6月から9月にかけて奄美大島で発生した豪雨災害に適用した結果,高い有意性が明らかとなった。(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
道路施設・建設  ,  林業一般  ,  安全管理  ,  自然災害 
引用文献 (30件):
  • 井村隆介(2012)地形・地質からみた2010年10月20-21日奄美大島豪雨による災害(2010年奄美豪雨災害の総合的調査研究.191pp,鹿児島大学奄美豪雨災害調査委員会,鹿児島).27~30.
  • 井上源基 岡勝(1996)森林機械化作業計画のための地形評価に関する研究(1).森利誌 11(3):153~164.
  • 石川芳冶・佐藤義晴・前原幸夫(1990)平成2年9月奄美大島瀬戸内町で発生した土石流災害.砂防学会誌 43(3):53~56.
  • 井内祥人(1980)奄美大島における林道の法面崩壊.第15回林道研究発表会論文集:31~39.
  • 地頭薗隆・下川悦郎・寺本行芳(2012)2010年奄美豪雨による土砂災害の実態と特徴(2010年奄美豪雨災害の総合的調査研究.191pp,鹿児島大学奄美豪雨災害調査委員会,鹿児島).11~20.
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