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J-GLOBAL ID:201602218267576508   整理番号:16A0267520

人工知能がノーベル賞を獲る日,そして人類の未来-究極のグランドチャレンジがもたらすもの-

著者 (4件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 275-286  発行年: 2016年03月01日 
JST資料番号: X0330A  ISSN: 2188-2266  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者は以前に科学的発見の理解とそれを自律的に実行するシステムの開発を目的とし,「2050年までに,ノーベル賞級かそれ以上の科学的発見を行う人工知能を開発する」というグランドチャレンジを提案した。本論文では,極めて大量かつ多様な実験データが生成される生命科学分野でノーベル賞級の発見を行う人工知能システムの開発について展望した。まず,1)情報の地平線問題,2)情報ギャップ,3)表現型記述の不正確さ,4)認知バイアス,5)マイノリティーリポート問題といった生命科学研究の障壁となる人間の認知限界を論じた。次に,科学発見のプロセスの自動化は有効な仮説の生成と効率的な反証・検証プロセスの構築ととらえられ,グランドチャレンジによって実現される前記プロセスは従来の人間の科学的発見とは別の形態になる可能性を指摘した。また,生命科学領域でのオープンイノベーションを促進するプラットフォームGaruda Platformを基盤とし,i)大規模仮説生成,反証・検証エンジン,ii)知識集約モジュール群,iii)データサイエンスモジュール群,iv)ロボット実験系モジュール群をその上に構築する実装戦略を示した。それらはそのまま生命科学分野の進展に貢献し,生命医科学研究支援システムやディープクリニカルフェノタイピングといった応用が期待できることを論じた。
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分類 (3件):
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人工知能  ,  計算機システム開発  ,  ロボットの運動・制御 
引用文献 (73件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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