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J-GLOBAL ID:201602218267907555   整理番号:16A0016898

水素製造のための従来のメタン水蒸気改質の欠点を克服する改良法:熱力学的研究

A modified process for overcoming the drawbacks of conventional steam methane reforming for hydrogen production: Thermodynamic investigation
著者 (3件):
資料名:
巻: 104  ページ: 792-806  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: E0282A  ISSN: 0263-8762  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この新規研究では,従来のメタン水蒸気改質(SMR)プロセスを改良するためにCO2回収のための炉の代わりに化学ループ燃焼(CLC)と熱的に結合した水素製造を促進するためのCaO収着強化メタン水蒸気改質(SESMR)の利用を検討した。この新規プロセスでは,CLCを使用してSESMRに必要な熱を供給し,余分なエネルギーを消費することなくCO2の本来の分離を達成した。この前例のない技術がAspen Plusによって開発,計算されて,水蒸気/メタン比(S/C)=4,CaO/メタン比(Ca/C)=1,および改質圧力25 barの条件下で操作することが有利であることを見出した。この新規構成の競争力は,生成物ガスから不純物を分離する余分なプロセスなしに生成物ガスのH2純度を92.6%に上昇させ,同時にCOとCO2濃度を0.2%と2.4%からppmレベルまで低下させることを含めて,従来の支配的な工業的SMRプロセスに対して優れた利点を示した。SMRとこの提案プロセスの総括エネルギー効率はそれぞれ68.02%と85.50%であると計算された。エネルギー効率の約17.48%がこの新規プロセスによるものであった。改質プロセスの熱負荷解析は,Ca系収着強化メタン水蒸気改質が自己熱交換改質操作を達成できることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ガス化学工業  ,  反応操作(単位反応)  ,  燃焼一般 

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