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J-GLOBAL ID:201602218268766041   整理番号:16A0349414

プラズマ・ケミカル複合技術を用いたガラス溶解炉向け湿式排ガス処理パイロットスケール実験

著者 (5件):
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巻: 24th  ページ: 93-94  発行年: 2014年11月17日 
JST資料番号: L1194A  ISSN: 2424-2969  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ガラス溶解炉では重油や都市ガスを燃料とし,1500°C以上で硫黄分を含む原料を溶解するため,燃焼排ガスにはSOx,NOx,PM(ばい塵)などの環境負荷物質が含まれています。SOxは湿式脱硫装置でNaOHによりNa2SO3として除去され,PMは集塵装置によって除塵されます。しかしながら,NOxに対しては,排ガスに含まれる粘着性ダストや高濃度SOx等が触媒にダメージを与えるため,SCR(選択触媒還元法)の導入が困難でした。本講演では触媒を用いないプラズマ・ケミカル複合技術を既存のガラス溶解炉の湿式排煙脱硫装置に組み入れ,SOx,NOx,PMの同時低減処理の実証試験結果を発表します。ガラス溶解炉向けプラズマ・ケミカル複合排ガス処理システムは非平衡プラズマによって発生する活性酸素(主にオゾン)を排ガスに注入し,NOをNO2に酸化させ,下流の脱硫工程で生じるNa2SO3水溶液を還元剤として,NO2をN2に浄化する同時脱硫脱硝システムです。なお,Na2SO3は反応によってNa2SO4となり,精製工程を経て,再びガラス原料としてリサイクルされます。試験は湿り排ガス量8,000m3N/hで行い,排ガスに含まれるSOxは99%以上,NOxは約40%,ばいじんは99%以上を除去でき,プラズマ・ケミカル複合技術をガラス溶解炉排ガスに適用することができることが確認されました。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ガラスの製造  ,  排ガス処理  ,  大気質調査測定一般 

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