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J-GLOBAL ID：201602218289133189   整理番号：16A0597970

炭素繊維強化プラスチック材料と拡大する応用技術をさぐる 材料 1)PAN系炭素繊維複合材料の現状と将来

著者 (1件)： 京野哲幸 (東レ)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 64  号： 8  ページ： 25-30  発行年： 2016年08月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭素繊維複合材料CFRPの大半を占めるPAN(ポリアクリロニトリル)系炭素繊維と熱硬化性エポキシ樹脂の複合材料の現状を解説する。炭素繊維の種類はピッチ系炭素繊維とPAN系炭素繊維に分かれるが,比強度や比弾性率などの強度特性は鉄などの従来型材料よりも優れている。CFRPでは炭素繊維とマトリックス樹脂の相性が重要である。CFRP部材の成形法は用途に応じて適切な方法がある。CFRPの用途として航空機構造部材,スポーツ用途,産業用途などがある。層間剥離は最も重大な欠陥となるので,これを強化したものが開発されている。CFRPの課題は成形工程の低コスト化とCFRPの切削加工・検査技術の改良である。CFRPの適用は地球環境への貢献に繋がるので,さらなる応用が期待される。

シソーラス用語： *炭素繊維強化プラスチック ,  *ポリアクリロニトリル ,  *エポキシ樹脂 ,  ピッチ【ビチューメン】 ,  比率 ,  弾性係数 ,  鉄 ,  マトリックス【母体】 ,  成形 ,  航空機 ,  構造部材 ,  層間剥離 ,  切削 ,  地球環境 ,  *炭素繊維 ,  アクリル繊維 ,  引張強さ ,  原価低減 ,  環境保全
準シソーラス用語： 比強度 ,  ポリアクリロニトリル系炭素繊維

分類 (2件)： ゴム・プラスチック材料  (HC02030I) ,  ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 炭素繊維強化プラスチック ,  拡大 ,  応用 ,  PAN系炭素繊維 ,  複合材料 ,  現状 ,  将来