文献
J-GLOBAL ID:201602218305246100   整理番号:16A0304955

11-16世紀の日本の気候変動の復元

Reconstruction of Climate Variation of Japan from 11th to 16th Century
著者 (1件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 205-219  発行年: 2016年03月30日 
JST資料番号: G0691C  ISSN: 1881-316X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,二千年紀の前半の日本における気候変動の復元である。復元のために,11世紀から16世紀までの京都付近の日天気記録を用いて,冬季の降雪比率と夏季の降雨日を計算した。次に,回帰分析を現在の天気と気温記録に適用し,この結果をもとに冬季と夏季の気温変動を推定した。さらに,気候変動の影響を調査した。主要な結果を下記に記す:1)冬季気温は1001年から1600年まで緩やかに低下した。特に1190年代,1160年代,1260年代,1330年代,1380年代及び1460年代はかなり低下した。2)夏季の気温は13世紀後半に向けて上昇し,そして1600年に向かって下降した。1140年代,1450年代,1560年代にかなりの下降があり,1270年代には特筆すべき上昇があった。3)15世紀,または13世紀には,中世温暖期から小氷期へと気候が変化した。12世紀の冬季の気温は現在よりも高い可能性があり,15世紀から16世紀には19世紀の初めよりも低い可能性がある。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気候学,気候変動  ,  第四紀 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る