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J-GLOBAL ID：201602218348275480   整理番号：16A0227622

〔健康な住まいの空気質〕健康な住まいに求められる空気質 室内空気汚染の実態と課題

著者 (2件)： 水越厚史 (近畿大 医 環境医学・行動科) ,  東賢一 (近畿大 医 環境医学・行動科)
資料名： 住まいとでんき  (Amenity & Ecology)
巻： 28  号： 3  ページ： 1-4  発行年： 2016年03月01日 
JST資料番号： L0758A  ISSN： 2187-8412  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室内空気質の向上に向けて,室内空気汚染の実態を説明した。日本では1990年代に建築物の高気密化,新建材使用等に伴う健康被害が顕在化してシックハウス症候群として社会問題化した。それを受けた室内濃度指針値,ホルムアルデヒド・TVOCの使用制限,建築基準法改正等の対策が進められた。室内空気汚染の発生源として,建材,安価な輸入品等の家具,防虫剤・芳香剤等の日用品,暖房器具による燃焼生成物等と加水分解等の室内化学反応が考えられる。これらの室内空気汚染物質はアレルギーとの関連性も可能性が示唆される。健康被害防止には換気が有効であるが,換気設備の常時運転,メンテナンスに関する意識向上が必要である。

シソーラス用語： *室内空気質 ,  室内空気汚染 ,  大気汚染物質 ,  建築材料 ,  *シックハウス症候群 ,  揮発性有機化合物 ,  屋内環境 ,  *換気装置 ,  家具 ,  保守管理 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： TVOC ,  屋内濃度指針

分類 (1件)： 建築環境一般  (RB02010T)

物質索引 (1件)： ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (3件)： 住まい ,  空気質 ,  室内空気汚染