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J-GLOBAL ID：201602218360380982   整理番号：16A0241801

白髪の治療のためのツルドクダミの利用に関する機構研究

Mechanistic Studies on the Use of Polygonum multiflorum for the Treatment of Hair Graying

著者 (5件)： HAN Ming-Nuan (Yunnan Univ. Traditional Chinese Medicine, Yunnan, CHN) ,  LU Jian-Mei (Yunnan Univ. Traditional Chinese Medicine, Yunnan, CHN) ,  ZHANG Guang-Yuan (Yunnan Univ. Traditional Chinese Medicine, Yunnan, CHN) ,  YU Jie (Yunnan Univ. Traditional Chinese Medicine, Yunnan, CHN) ,  ZHAO Rong-Hua (Yunnan Univ. Traditional Chinese Medicine, Yunnan, CHN)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2015  号： Pharmacology  ページ： 651048 (WEB ONLY)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ツルドクダミは,発毛促進,毛髪黒化で長い歴史を持つ伝統的な中国医学である。研究の目的は,毛髪黒化におけるツルドクダミの効果とメカニズムを検討することであった。C57BL/6マウスの毛色の薄れはH₂O₂で誘導し,本研究で用いた。ツルドクダミ根(PMR,未処理の粗薬),ツルドクダミ根Preparata(PMRP,処理された生薬)の髪の色素発生促進活性,およびそれらの主要な化学成分TSGを調査した。いくつかのサイトカインやPOMC,α-MSH,MC1R,ASIPk,MITF,TYR,TRP-1,およびTRP-2のような酵素の制御影響を調べた。 PMRグループは総メラニン,α-MSH,MC1R,およびTYRが最も高い含有量で,すべてのグループの中で最も優れた黒髪を発した。PMRPグループで,毛の色素発生促進は処理後にわずかに減少した。PMRの主要な構成成分としてTSGは,PMRとPMRP両方よりも弱い髪の色制御効果を示した。PMRPではなく,PMRは,髪を黒くするために使用されるべきである。α-MSH,MC1R,およびTYRは白髪におけるPMRの医薬用途での主要な標的であった。TSG以外の化学成分がPMRの髪色制御活性に寄与し得る。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： イオンチャネル ,  ターゲティング ,  *タデ科 ,  プロオピオメラノコルチン ,  ホルモン受容体 ,  マウス ,  モノフェノールモノオキシゲナーゼ ,  *漢方 ,  経口投与 ,  *根 ,  *色素沈着 ,  成分 ,  *生合成 ,  *頭髪 ,  *皮膚病 ,  膜タンパク質 ,  老化 ,  植物成分 ,  C57BL/6マウス ,  MSH受容体 ,  *ツルドクダミ ,  分子標的 ,  *メラニン生合成 ,  *毛の色 ,  イオン輸送 ,  輸送 ,  生体輸送 ,  膜貫通タンパク質 ,  生体内イオン輸送 ,  ネズミ亜目 ,  ポリペプチド ,  MSH【ホルモン】
準シソーラス用語： POMC ,  *Polygonum multiflorum ,  TRP ,  *しらが ,  チロシナーゼ【EC1.14.18.1】 ,  *メラニン形成 ,  *毛色

分類 (2件)： 生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J) ,  外皮作用薬の基礎研究  (GW12010Y)

物質索引 (1件)： α-MSH

タイトルに関連する用語 (4件)： 白髪 ,  治療 ,  ツルドクダミ ,  研究