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J-GLOBAL ID:201602218480559420   整理番号:16A0189486

Ni-ドープされたZn(Se,S)量子ドットの合成,特性評価および細胞毒性の評価

Synthesis, Characterization and Evaluation of the Cytotoxicity of Ni-Doped Zn(Se,S) Quantum Dots
著者 (6件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 702391 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7011A  ISSN: 1687-4110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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量子ドット(QDs)は,バイオイメージングおよびドラッグデリバリーなどの生物学的応用のために望ましい光学特性をもつ半導体ナノ結晶である。しかしながら,生物学的系におけるこれらのナノ構造の潜在的な毒性がそれらの応用を制約している。この研究は,水-可溶なNi-ドープされたZn(Se,S)QDsの合成,特性評価,および毒性の評価に焦点があてられた。また,比較目的で非ドープナノ構造の研究も含まれた。3-メルカプトプロピオン酸および0.001Mのモル濃度Niの存在下で亜鉛塩化物およびセレン化物水溶液から,Ni-ドープされたナノ構造が生成された。これらのドープされたナノ構造の潜在的な細胞毒性を評価するために,モデルとしてヒト膵臓癌腫細胞(PANC-1)が使用された。0μg/mLから500μg/mLまでの範囲の濃度でのNi-ドープされたZn(Se,S)QDsの存在下で細胞生存度がモニターされ,光励起されたNi-ドープZn(Se,S)ナノ構造が50μg/mLで評価された。結果は,0μg/mLから500μg/mLまでの濃度が使用された場合に,Ni-ドープされたZn(Se,S)ナノ構造はPANC-1に対してまったく安全であることを示したが,一方非-ドープナノ構造は200μg/mLよりも高い濃度での毒性を証明した。また,光励起下でのNi-ドープされたZn(Se,S)QDsはPANC-1への毒性を明示しなかった。これらの結果は,ニッケルでドープされたZn(Se,S)ナノ構造が光-駆動する生物学的応用およびドラッグデリバリーにおいて安全に使用できることを強く示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
塩  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  物理薬剤学 

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