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J-GLOBAL ID:201602218551161704   整理番号:16A0497022

帰結的ライフサイクル思考に基づく離島地域のエネルギーシステム設計

著者 (3件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 461-467  発行年: 2016年06月01日 
JST資料番号: S0836A  ISSN: 0386-2763  CODEN: PTRTD3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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環境負荷を定量化するための手法としてライフサイクルアセスメント(LCA)がある。これには,現在のライフサイクルにおける製品の環境属性を可視化させる帰属的LCAと,現在のライフサイクルに変化を加えたときに起る変化を可視化することを目的とする帰結的LCAの2種類がある。地域のエネルギーシステムを設計するためには,地域特性の変化を考慮に入れたシステム評価が不可欠であり,帰結的な思考が必要である。本稿では,離島地域におけるエネルギー需給構造の現状と論点を整理し,帰結的なLCTに基づいたエネルギーシステムの設計について議論する。先ず帰属的LCAの効果と限界を示した。次に帰結的なLCTに基づく設計と分析を行った。再生可能資源の有効利用としての農畜林水工の連携と地域システム,農工横断的なシステム改革,未利用資源の有効利用について説明した。最後に社会実装に向けた場の構築について述べた。
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分類 (2件):
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環境問題  ,  エネルギー消費・省エネルギー 
引用文献 (30件):
  • 小宮山宏,“「課題先進国」日本”,(2007)中央公論新社.
  • 国土交通省,離島振興対策実施地域一覧,(2015).http://www.mlit.go.jp/common/001098365.pdf
  • 伊坪徳宏,成田暢彦,田原聖隆,青木良輔,稲葉敦,“LCA概論(LCAシリーズ)”,(2007)産業環境管理協会,
  • Ekval, T., “Attributional and consequential LCI modelling”, (2003). http://www.lcacenter.org/InLCA-LCM03/Ekvall-presentation.pdf
  • 国土交通省,離島の現状について,(2011).
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