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J-GLOBAL ID:201602218609875995   整理番号:16A0009611

東日本の陸海域の水産物から検出された放射性物質について-平成23年9月~平成27年3月の調査結果-

著者 (5件):
資料名:
号: 21  ページ: 33-67  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: J0013A  ISSN: 1342-5676  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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平成23年9月から平成27年3月の間に東日本の海域(福島県を除く太平洋側)及び淡水域より入手した水産物(30,962検体,347種)について,放射能濃度(I-131,Cs-134,Cs-137)を測定した。放射性セシウム(Cs-134+Cs-137)濃度が基準値(100Bq/kg-wet)を超えた生物種の数は時間の経過とともに減少し,海洋生物では事故後1年目が11種(18検体),2年目が8種(31検体),3年目が5種(11検体),4年目が2種(2検体),淡水生物では事故後1年目が6種(24検体),2年目が14種(105検体),3年目が12種(50検体),4年目が7種(23検体)であった。検査検体数に対する基準値超の検体数の割合は,時間の経過とともに減少して事故後4年目には海洋生物では0.1%未満,淡水生物では1%程度となった。基準値を超えた検体が検出された水域の範囲は,海洋生物では時間の経過とともに縮小し,淡水生物では地表の放射能汚染域と一致した。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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環境因子の生物影響一般  ,  環境の汚染及び防止  ,  海洋汚濁 
引用文献 (11件):
  • 原子力環境整備センター(1996).環境パラメータシリーズ6 海生生物への放射性物質への移行.原子力環境整備センター,東京,222- 226.
  • 早川由紀夫(2012).放射能汚染地図(六訂版). http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-473.html(2015年7月1日に閲覧)
  • International Atomic Energy Agency (2010) . Handbook of parameter values for the prediction of radionuclide transfer in terrestrial and freshwater environments. Technical Reports Series, No.472, International Atomic Energy Agency, Vienna, 1-194.
  • 海洋生物環境研究所(2012).漁場を見守る海洋 環境放射能総合評価事業 海洋放射能調査(平成22年度),海洋生物環境研究所,東京, 1-31.
  • 厚生労働省(2012).食品中の放射性物質の新たな基準値.http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/leaflet_120329.pdf(2015年7月1日に閲覧)
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