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J-GLOBAL ID：201602218683259904   整理番号：16A1130409

2次元確定ベクトルの曖昧不規則識別に対するシミュレーション実験について-円盤状レベルセットの場合-

Simulation Studies for Vague Random Perceptions of Two Dimensional Crisp Vectors-Cases of Disk-form Level Sets-

著者 (1件)： FUKUDA Tokuo (Otemon Gakuin Univ., Osaka, JPN)
資料名： 追手門経営論集  (Otemon Business Management Review)
巻： 22  号： 1  ページ： 157-181  発行年： 2016年06月25日 
JST資料番号： L2719A  ISSN： 1341-8726  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,曖昧性と不規則性を有するデータを取り扱うことの重要性が広く認識され,ファジィ確率変数,あるいはより一般的にファジィ確率集合(ファジィランダム集合)の研究が重点的に研究されてきた。本論文は著者による確定現象に対する「曖昧不規則識別」に関する一般的な研究を,2次元ベクトル値に限定し,数値的に検討するものである。先ず最初に,確定現象の曖昧不規則識別としての2次元ファジィランダム集合を簡単に紹介する。また,2次元ファジィランダム集合の期待値及びその推定値についても簡単に紹介する。次に,ファジィ集合の集合表現を,有限個の円盤状のレベルセットの組で近似することにより,2次元ファジィランダム集合の期待値の具体的な推定手順を導出し,それを用いてシミュレーション実験を行い,推定値の漸近的な性質を数値的に検討する。また,期待値の推定誤差についても,ファジィ集合上に距離の概念を導入して推定誤差の上限値を評価することにより,推定精度の漸近的性質を数値的に検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： シミュレーション ,  *変数 ,  認識 ,  ファジィ集合 ,  推定量 ,  誤差 ,  二次元 ,  ベクトル
準シソーラス用語： ファジィランダム変数 ,  *ファジィ確率変数 ,  識別 ,  推定誤差 ,  推定値

分類 (2件)： システム同定  (IA02040O) ,  システム・制御理論一般  (IA02010H)

タイトルに関連する用語 (7件)： 2次元 ,  確定 ,  ベクトル ,  曖昧 ,  識別 ,  シミュレーション実験 ,  円盤状