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J-GLOBAL ID：201602218729671412   整理番号：16A0094563

Larix gmelinii森林生態系におけるCO_2フラックス特性に及ぼす気候因子の影響【Powered by NICT】

Impact of climate factors on CO_2 flux characteristics in a Larix gmelinii forest ecosystem

著者 (2件)： Li Xiaomei (Forestry Inst. of Inner Mongolia Agricultural Univ., Inner Mongolia, Hohhot) ,  Zhang Qiuliang (Forestry Inst. of Inner Mongolia Agricultural Univ., Inner Mongolia, Hohhot)
資料名： Beijing Linye Daxue Xuebao  (Beijing Linye Daxue Xuebao)
巻： 37  号： 8  ページ： 31-39  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2404A  ISSN： 1000-1522  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： オープンパス型渦共分散法を用いて,Larix gmelinii森林生態系(以下「生態系」と呼ばれる)における気候変数に関連したCO_2フラックス特性を測定し,解析した。結果は以下のことを示した:1)成長期では,生態系CO_2フラックスが日内周期と共に変化した。システムは日中CO_2を同化すると夜間CO_2を放出する。同化は,12:30と13:30の間のピークに達した。CO_2フラックスは日中-1.09~0.11mg/(m~2s)であった。非成長季節では,生態系が0~0.3mg/(m~2s)の範囲CO_2フラックスと炭素源を示した。2)成長期では,CO_2フラックスと光合成有効放射(R~2 = 0.486 1)の間に対数関係があり,炭素隔離容量はPARの増大と共に増加した。,PARはCO_2フラックスに直接影響する因子である。非成長季節では,このような関係は有意ではなかった。3)CO_2フラックスは成長期(R~2 = 0.627 2)における空気温度(t_a)と相関し,CO_2流束は上昇Taと共に低下し,t_aは生態系における主要な制限因子であることが示唆される。12月から2月まで非成長季節では,空気温度の変化はCO_2フラックスに有意な影響を及ぼさなかった。4)CO_2フラックスに及ぼす土壌温度(t_s)と土壌水分含量(RH)の影響を主に生態系呼吸(R_e)に反映された。土壌含水量は生態系における62%-87%の範囲にある,非成長季節における成長期の84%及び67%の平均であった。土壌含水量は,生態系におけるCO_2フラックスを制限する主な因子ではなかった。水が制限因子ではないことを条件で,土壌温度は生態系におけるCO_2フラックスの調節に主要な役割を果たしている。著者らの研究は,CO_2フラックスと土壌温度(成長期におけるR~2=0.282×3と0.222×6非成長季節)の間の指数的関係が存在することを示した。ある範囲内で,土壌温度の上昇は,植物と微生物の代謝を加速し,森林生態系の呼吸を促進し,CO_2の放出を促進するであろう。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *生態系 ,  季節 ,  *溶接フラックス ,  二酸化炭素固定化 ,  気温 ,  成長期 ,  地温 ,  日周期 ,  土壌含水量
準シソーラス用語： 生態系呼吸 ,  光合成有効放射 ,  炭素源 ,  渦共分散 ,  *森林生態系 ,  *Larix gmelinii , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 森林生物学一般  (FF02010T)

タイトルに関連する用語 (4件)： Larix ,  森林生態系 ,  フラックス ,  気候因子