抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,再生可能エネルギーの導入が進み,電力需要を独自に賄う島嶼(とうしょ)ではエネルギー利用の効率化が求められ,特に水道や,鉄道,電力網など既存の社会インフラが整う都市部ではスマートグリッドの導入が注目されている。台湾澎湖島では,将来海底ケーブルによって台湾本島と系統接続された場合の,離島における電力需給を監視制御するエネルギーマネジメントシステム(μEMS)の構築を目指し,スマートグリッド実証プロジェクトが工業技術研究院(ITRI:Industrial Technology Research Institute)によって進められている。東芝はこのプロジェクト用に電力需給を管理するメインプラットフォームであるμEMSを開発して納入した。μEMSは,再生可能エネルギー発電予測機能と発電計画機能を用いて,同島に導入された蓄電池システム(ESS)と太陽光発電(PV)設備のインバータを制御し,配電系統における電圧制御,PV出力変動の補正,及び同島に導入された再生可能エネルギーの最適利用を実現する。(著者抄録)