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J-GLOBAL ID:201602218827020861   整理番号:16A0273067

河床勾配の変化にともなう大和川河床礫の粒度変化

Relationship between the river-bed gradient and gravel size distribution in the Yamato River, Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 113-122 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: X0724A  ISSN: 1342-310X  CODEN: TAKEF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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広い扇状地が広がる関東地方や中部地方の河川に対し,近畿地方では山地や盆地の繰り返しが顕著であり,河川はこれらを横断して流れているケースが多い。このような地形的特徴から流下に伴って河床勾配が増減する河川において,川原石がどのように変化して行くのかを議論することは過去の堆積物を理解する上で重要なことである。笠置山地から発し奈良盆地を経由して生駒山地を超えて河内平野から大阪湾に注ぐ大和川で,上流から河口までの50km区間から23ケ所の礫洲を調査し,それらの礫種・礫径変化と遷急点との関係を検討した。その結果以下の事実が明らかとなった,1)礫径は上流から遷急点を超えると急に大きくなり,下流に向かって徐々に小さくなる;2)大和川ではこの傾向が繰り返し観察される;3)礫径の詳細な変化から測量には表れない遷急点が推定される。今後は,礫径変化と遷急点の関係が,近畿地方だけではなく他の河川においても実証的に明らかにされることが望まれる。
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分類 (1件):
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堆積岩岩石学 
引用文献 (16件):
  • 国土交通省,2014,水文水質データベース.国土交通省ウェブサイトhttp://www1.river.go.jp/
  • 小玉芳敬,1990,梓川と寒河江川における “割れ円礫” の存在比率について.筑波大学水理実験センター報告,14,109-114.
  • 小玉芳敬,池田 宏,伊勢屋ふじこ,1989,渡良瀬川における粒径別岩種構成比の縦断的変化:沖積礫床河川における礫の破砕·磨耗効果の重要性.筑波大学水理実験センター報告,13,13-25.
  • 小菅尉多,里深好文,水山高久,2010,石礫の流下に伴う磨耗と粒径分布.平成22年度砂防学会講演資料.
  • 宮地良典,田結庄良昭,吉川敏之,寒川 旭,1998,大阪東南部の地質.地域地質研究報告(5万分の1地質図幅),地質調査所,113 p.
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